「営業」と聞くと、多くの人が険しい表情を浮かべるかもしれません。
しかし、営業は商品やサービスを提供する側と顧客との
良好な関係を築くことで成り立っています。
そのため、効果的な営業手法を身につけることは、
ビジネスにおいて不可欠なスキルです。
この記事では、
私は元々苦手だった飛び込みセールスから、
一人で神奈川県内でトップの保険セールスマンに成長し、
保険代理店業としてたった一人で全国を周り、
そしてリタイヤを決めた頃には年商35億円を達成するまでに至った営業手法をご紹介します。
私は保険代理店業ですから、営業の商品は保険ですが、
他の分野にも応用することができます。
是非、自分に合った手法を見つけて、ビジネスの成果を上げてみてください。
1.「がん保険」一点に集中
それまで蓄積した損保はパート社員に一任し、私は「がん保険」の販売に特化しました。
代理店が商品ラインナップを限定することで、顧客のニーズに合わせた提案がしやすくなり、
顧客開拓の効果も期待できます。
2.新商品は販売せず顧客開拓に専念
代理店が新商品を導入するのではなく、既存の商品を中心に販売し、
顧客開拓に注力します。
新商品を導入すると、販売手法や商品知識などの研修が必要になり、手間や時間がかかるため、
代理店が新商品にリソースを割かずに効果的に顧客開拓を進めることができます。
3.手伝ってくれる方々に極力手間をかけないよう、簡潔な話法を提供
代理店が提供する情報や提案内容を簡潔でわかりやすくすることが大切です。
代理店が提供する情報が煩雑だと、顧客の理解度が低くなり、手続きの遅れや不信感につながることがあります。
簡潔でわかりやすい話法を提供することで、顧客のニーズを把握しやすく、顧客との信頼関係を築くことができます。
4.特約店制度を活用し、手数料の支払い方法を簡素化
代理店が特約店制度を活用して、手数料の支払い方法を簡素化します。
特約店制度を導入することで、代理店が顧客と直接やりとりすることが減り、手数料の支払い方法もスムーズになります。
これにより、代理店は顧客とのコミュニケーションに注力できるようになり、顧客との関係を深めることができます。
5.成立後の募集時期を年末の3ヶ月に統一し、他の月を新規開拓に集中
成立した保険契約について、募集を行う時期を年末の3ヶ月に統一することで、営業活動の効率を高め、他の月には新規顧客の開拓に集中するというものです。
年末の3ヶ月は、保険契約の更新時期でもあるため、既存顧客とのコミュニケーションが重要となる時期であり、
また、多くの方が保険について考える機会があるため、募集活動には好適な時期とされます。
一方、他の月には、新規顧客の開拓に力を注ぎ、営業活動の幅を広げることができます。
6.学んだ自己啓発を積極的に活用
学んだ自己啓発を保険営業に活用することで、自己啓発の効果を最大化し、営業力を向上させるものです。
これらのメリットを活用することで、自己啓発の学びを具体的な営業活動に反映させ、より効果的な営業を行うことができます。
以上の点は、保険営業の営業手法になっていますが、もちろん他のサービスや商品の営業手法としても応用することができます。
考え方を変えれば成功できる
現在では、環境の変化を思って保険の仕事をリタイアすることにしました。
しかし、それから今日まで、次の夢を追い続けています。
「思考 ( アイデア )と行動力があれば成功できる」と信じているので、年齢を感じることなくチャレンジは続いています。